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慶蔵院 戦没者慰霊 平和の鐘鳴鐘「差定」

1、今日一日 よきことのため使わばや
  擂古木のごと へりゆく いのち        中野善英上人

2、私がさびしいときに  よその人は知らないの
  私がさびしいときに  お友達は笑うの
  私がさびしいときに  お母さんはやさしいの
  私がさびしいときに  仏さまはさびしいの    金子みすず

3、仏の心とは大慈悲である。あらゆる手だてによって、すべての人びとを救う大慈の心、人とともに病み、人とともに悩む大悲の心である。ちょうど子を思う母のように、しばらくの間も捨て去ることなく、守り、育て、救い取るのが仏の心である。「お前の悩みはわたしの悩み、お前の楽しみはわたしの楽しみ」と、かたときも捨てることがない。

4、ところが、人びとはこの仏の心を知らず、その無知からとらわれを起こして苦しみ、煩悩のままにふるまって悩む。罪業の重荷を負って、あえぎつつ、迷いの山から山を駆けめぐる。

5、至心に懺悔す
 法身と知恵と解脱の三徳を備え給う如来に告白し奉る。自身は現に是れ罪悪の凡夫、作す可からざる罪を造り、作すべき事を怠るの罪に陥れり。是れ皆自らの過りなり。実に大いなる過りなることを感じて、至心に懺悔し奉る。今より後は、悔い改め邪悪を捨て、正善に就かんことを誓い奉る。願わくは恩寵によりて、再び過ちに陥ること無く、正しき人に為さしめ給え。

弁栄上人「懺悔文」

6、摂益文  7、念仏一会  8、祝聖文 9、回向 10、総回向文
11、十念 12、殉国精霊和讃 13、追善供養和讃

14、あなたのいのち
  あなたのいのちは ちきゅうのいのち
  たったひとつしかない あなたのいのち
  ちきゅうのいのちは このひろいうちゅうのいのち
  そらとぶとりも のにさくはなも
  かけがえのない ひとつのいのち
  そのひとつのいのちを いつくしもう
  そのひとつのいのちを はぐくもう

  あなたのこころに そして わたしのこころに
  そのいのちのとうとさを きざもう
  そのいのちのおもさを うけとめよう

  あなたのいのちは わたしのいのち
  たったひとつしかない あなたのいのちは
  だから とわの かなたに いきつづける