日本語学習支援の会 (スカラシップの会)

〜 ベトナムの中高生が日本の生活環境の中で日本語を学ぶための 〜

「日本語学習支援の会」の趣旨


 この会は、ベトナム戦争で多大な被害を被った家庭の中高校生(枯葉剤被害児も含む)若干名を、3か月間日本の家庭に迎え、ベトナムの子どもたちの日本語学習を支援する会です。
ベトナムでは、2005年から中学校で日本語教育が開始され、日本への関心が高まり、日本語を学びたいと願う人が増えています。しかし、日本語教師の数が足りず、日本語を学び、そのスキルアップをする夢の実現は難しい状況です。
2010年3月、ベトナム・フエの「リエン日本語教室」を訪れた私たち(角銅立身、横井久美子、前島格也)は、キラキラした目で「日本語を学びたい」と夢を語るベトナムの子どもたちを、夏休みの3か月間、日本に迎えられたらどんなにいいだろうと考えました。

すでに伊勢市慶蔵院「NPO日本語支援『てらこや塾』(代表前島格也)」では、中国人の子どもたちに対して、優れた日本語学習カリキュラムによる授業が行われ実績が積まれています。伊勢という地域的にも環境に恵まれた場所に、ぜひベトナムの中高生を迎えたいと思いました。
この子たちが日本語を学ぶとともに、よりしなやかな中高生の時期に、異国の文化や生活環境を体験することが出来れば、この子たちの将来を切り開く大きな「原動力」になるのではないでしょうか。そのために別記のような構想を考えています。

この企画が成功すれば、日本とベトナムとの真の草の根の国際交流に発展すると思います。なお、この会の趣旨を推進するために、後述の「スカラシップの会」を設立しました。
ベトナムの中高生が夏休みに来日して、日本の生活環境のなかで総合的に日本語を学習することができるように、皆さまのご支援をお願いしたいと思います。

共同代表  角銅立身(弁護士)
      横井久美子(シンガーソングライター)  
      前島格也(浄土宗僧侶)


支援金のお願い


「てらこや塾」ではベトナム中高生を毎年、6月~8月の間に受入れ、日本語学習支援を行います。
どうぞご支援よろしくお願いします。

支援金一口 1,000円
振込先 郵便振替
00830-3-158697
口座名 「スカラシップの会」